鍵はクウガか?? 平成最後のライダー映画への期待

2000の技を持つ男<クウガ/五代雄介>から始まった、平成ライダーシリーズ。人気の具合は、数字でわかる。現在放送中の「仮面ライダージオウ」(18)でテレビは20作目となり、合計話数は900を超える。昭和ライダーも空白期間はあったが、1971年から1989年まで放送していたので同じ18年間だ。だが、単発のテレビスペシャル「10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!」(84)を含めても10作品なので、作品数は平成期が上回る。

公開された劇場作品も圧倒的に多い。佐藤健が主役を演じた「仮面ライダー電王」(07)の人気のおかげで翌年08年から春・夏・冬と映画が製作され、今冬公開される『平成仮面ライダー20作品記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』で計41作品。テレビシリーズの流れとは違う『仮面ライダー THE FIRST』(05)やスピンオフでありVシネマ(ODS興行)『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』(19)なども含めると約50作品になる。

『劇場版 仮面ライダークウガ』がない

ところで、平成ライダー1号である「仮面ライダークウガ」(00)の単独映画は製作されていない。06年までは、計画があったが実現しなかった。だが、クウガの有志は『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』(09)を皮切りにスクリーンで拝めた。しかし、我らが待つのは”変身後”だけではなく”変身前”のクウガ。つまり、オダギリジョー演じる五代雄介なのだ。

どうしてこんな話をするのか?

「MOVIE大戦」シリーズに期待することは、売れっ子になったオリジナルキャストが帰ってくることだからだ。昨年公開された『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(17)には、「仮面ライダーフォーゼ」(11)で主人公を演じた福士蒼汰が出演し話題になった。ジオウのテレビシリーズにも「仮面ライダー555」(03)の半田健人を始め、オリジナルキャストが出演し賑わっている。

では、今作はどうか・・・。

今のところ、レジェンドライダーの名は前作「仮面ライダービルド」(17)の犬飼貴丈のみである。これは「まだまだ隠し球があるに違いない!!!」と妄想。

そこで、今回のお祭りの鍵はクウガだ(と思う)!!!

まだ観ていないが好き勝手に3つのポイントに絞ったので、読んだ方にも考えてもらいたい。

①九郎ヶ岳遺跡(読み:くろうがたけいせき)

クウガが埋葬されていた長野県にある遺跡名。1話で夏目幸吉教授たち発掘。それが原因でダグバが復活し、物語がスタートする。今回の映画のあらすじを読むと、ソウゴと戦兎が追うティードの姿が九郎ヶ岳にあるらしい。確かに、予告編や宣材画像にクウガの棺を確認できる。これは正しくクウガをクローズアップしていると言える!

②クウガライジングドラゴンフォーム

この映画は「仮面ライダーはテレビの中の絵空事」というテーマ。仮面ライダー好きが伺えるアタル部屋のテーブルには、テレビシリーズでは1回しか活躍していない「仮面ライダークウガ ライジングドラゴンフォーム」のフィギュアが確認できる。限られた尺数とカット数しかない予告篇に、これが選ばれたのに偉く感動した。少しこじつけかもしれないが、何かを感じる。

③敵、アナザークウガ

アナザークウガ、アナザー電王、アナザーダブルが登場することで、ネット界隈ではテレビでは出演が難しいオリジナルキャストが劇場版に出演するのではないかという憶測が流れている。だが、前述した通り、公開前日でありながら、まだ情報は解禁されていない。ポスタークレジット表記のオリジナルメンバーも少なすぎる。ここまでもったいぶっておいて、誰も出演しないということは考えにくい。いままでの東映の宣伝の仕方だと、事前に予告やパブで露出して盛り上げていた。だけど、現時点では情報はゼロ。隠しているとしか思えないのだ。

つまり・・・だ。みんなの笑顔を守る彼が登場するのではないかと、考える。なぜなら、佐藤健は17年2月の10周年イベントで生電話をかけて来たし、菅田将暉は同年10月に漫画の表紙になっている。つい最近、仮面ライダー関連の報道があったので、宣伝としてもここまで隠す必要がないと思う。最近のライダーだから、衝撃も小さいはず。

公の場の映像(特典映像は除く)では、クウガとしての活躍を沈黙してきたオダギリジョーが出るのではないかと予測し、期待し、それが観たい。「主題歌スペシャル映像」の2:24から始まるクウガパート、2:41のカットを見て欲しい。ワクワクが止まらないさ!

自分の目で目撃する、18年追いかけた想い

最後に。下記のあらすじにもあるが、今回のコピー文は「仮面ライダーを愛してくれたあなたへ」「あなたの記憶に、彼らは生きているか。」である。これは、クウガ世代であり、親になっているかもしれないウチらに向けたメッセージだと、感じている。この作品が「ジブンゴト」と、とらえる筆者は久々に初日の早朝に劇場へ足を運ぶことにした。なぜなら、ネットなどのネタバレから情報を得て「ネタを知っていて観に行く」のと、そうではない状態で「観に行って初めて知った!」では、感激の度合いが桁違いだからだ!

ネタバレよりも先に自分の目で目撃しなければ、18年追いかけた想いを棒に振るうことになるかもしれない。だから、明日は劇場へ向かう。

なお、年始年末は19:00以降にも上映されるみたいなので、ちびっ子に包囲されて鑑賞するのが気まずい方でも楽しめる時間帯があり!

 

平成仮面ライダー20作品記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER

「仮面ライダーを愛してくれたあなたへ」

常磐ソウゴと桐生戦兎の世界に、異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、二人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード。彼はアナザー電王とアナザーWという強力な手先を差し向け、一人の少年・シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。一方ティードに単身戦いを挑んだ戦兎は、洗脳され操られてしまい…。

強大な敵を前にシンゴを救おうともがくソウゴたちだったが、そんな中アタルがある告白をする。
「仮面ライダーは、現実の存在じゃない。」
彼は謎のイマジン・フータロスと密かに契約を結んでいた。
その言葉の真意とは一体…?

なぜ、いつから、仮面ライダーは虚構(フィクション)の存在となってしまったのか?
謎が深まって行く中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあった。

「あなたの記憶に、彼らは生きているか。」

奥野 壮 犬飼貴丈
押田 岳 大幡しえり 渡邊圭祐 / 赤楚衛二 高田夏帆 武田航平 水上剣星
福崎那由他 斎藤汰鷹 / 大東駿介

【声の出演】滝藤賢一 / 関 俊彦 遊佐浩二 てらそままさき 鈴村健一

石丸謙二郎 / 生瀬勝久

原作:石ノ森章太郎   脚本:下山健人 監督:山口恭平
音楽:川井憲次 佐橋俊彦 アクション監督:宮崎 剛 特撮監督:佛田 洋
製作:「ジオウ&ビルド」製作委員会(東映/テレビ朝日/東映ビデオ/アサツー ディ・ケイ/木下グループ/バンダイ)

2018年12月22日(土)公開  道内公開劇場一覧

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【締  切】2018年12月27日(木)23:59

©︎「ジオウ&ビルド」製作委員会 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

writer:anisuke

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