official Blog THE

映画がもっと近くなる

『くるみ割り人形と魔法の王国』

2014年にサンリオが製作した『くるみ割り人形』の3D版を観た時も、立体感には感激したけど、物語は暗く悲しい気分になるものだった。個人的には、暗いや不気味という印象を持っていて、今回の「くるみ割り人形」も、最初はあまり触手が動かなかった。

でも、これはディズニー製作だ。男の自分が、あまり気分が乗らなくても、女の子は夢中にさせる世界観になっているに違いない。そう期待して、鑑賞した。ちっちっち。普通に面白かったし、アドベンチャー映画だった。

かわいい

主役のクララを演じるのは『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart 2』(12)で『インターステラー』(14)に出演したマッケンジー・フォイ。幼い表情を見せる一方、凜とした顔立ちを時より見せ、ドキッとさせる。かわいさの中に綺麗さがあるところが、まだ若いのに役者としてカッコイイな。

あとね、重要なキャラクターのシュガー・プラムを演じるのは、キーラ・ナイトレイ。何となくキリっとした芯の強い役を多く演じているイメージがあるけど、シュガーは頭にわたあめを乗っけた感じのふわふわカワイイ系キャラ。今まで見たことない雰囲気だから、まったく、キーラだと気づかなかったわ!

可愛いのは役者だけではない。謎の卵の鍵を探して、「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」を大冒険するのだが、各国の描き方・視覚効果にプレミアムファンタジー感漂う。しかも、どこか懐かしさを感じ、アニメ版の『不思議の国のアリス』(51)を思い出す。また、華麗だが嫌味のないドレスデザインも魅力的。

監督は2人いる

『サイダーハウス・ルール』(99)や『僕のワンダフル・ライフ』(17)のラッセ・ハルストレムと、『スター・ウォーズ』旧三部作(77、80、83)で視覚効果に携わり、『ジュマンジ』(95)『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(11)のジョー・ジョンストン。

系統が異なる2人が作り出す映画は何とも不思議な感覚に陥った。ディズニー映画なのだから、大作なんだけど、アート系の匂いもする。でも、観終わった後、難しいものを観た気分にならない。「楽しかったな」と劇場を後にできる。映画の魔法にかかった気分だ。現実と虚構の境が曖昧になる不気味さと魅力。不思議だ。

この映画から伝わってきた大事なこと

同調圧力というか、「個」でいることを恐れている人っているよね。他の人より、突出していることを恥ずかしがるというか・・・。

この映画の舞台はヴィクトリア朝時代のロンドン。「女性は女性らしく生きろ」みたいな風潮があった時代で、クララも機械いじりが好きな女の子なのに、当時の社会的な規範に合わせて生きている。その部分が冒頭のクララの表情から窮屈さとして、伝わってきた。けど、冒険を通じて「自分の判断で決定する」という価値観を学んでいく。他人の歩幅に合わせて生きていく人生から、自分の心を大事にして前を向くクララの姿に、観ている人を勇気付けると思う。幸せをただ待つお姫様ではなく、自分の道を突き進み切り開いていくのがディズニープリンセスなのだ。

そして、もう1つ。中学生のとき、「人は見た目が9割」という本を紹介されたことがある。これは何とも残念な考え方であるが、外見で判断されることが多いのが現実だ。本作でも、見た目で判断したばかりに、とんでもない事件が発生する。これは良いほうか悪いほうか、映画を観て確かめてほしい。

<ストーリー>

愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが迷い込んだのは、4つの国から成る<秘密の王国>だった。クララは、プリンセスと呼ばれ戸惑いながらも、危機に瀕した王国を守るための戦いに巻き込まれていく。それは、母が残したメッセージを探す壮大な冒険の始まりだった―果たして、クララが見つける<真実>とは・・・?

監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン

出演:マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ、ミスティ・コープランド、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン

予告編

札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌、シネマ太陽函館、イオンシネマ小樽、ディノスシネマズ苫小牧、イオンシネマ江別、イオンシネマ旭川駅前、シネマ太陽帯広、イオンシネマ釧路、イオンシネマ北見 11月30日(金)公開

くるみ割り人形と秘密の王国』非売品オリジナルキーチェーン・非売品オリジナルブックマークセットを抽選で2名様にプレゼント

【応募方法】①@SP25_eigakanをフォロー ②この記事のツイートをリツイート

【締  切】2018年12月03日(月)23:59

 

© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

writer:anisuke

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です